【青の獅子標】試練の痛恨3タテ

先週は今シーズンのペナントレースの行方を左右するかもしれないヤフオクドームでのソフトバンク3連戦。

6連勝中で絶好調のソフトバンク相手だけに、ひとつ勝てれば十分だったんですが、ツライ現実が待っていました。。

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目次

8月21日 VS千葉ロッテマリーンズ 17回戦 

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 1 0 0 1 0 2 0 0 0 4
M 0 0 0 0 6 0 0 0 X 6

先発投手 西武・多和田 千葉ロッテ・有吉

スタメンは8秋山、6源田、4浅村、3山川、2森、9外崎、5中村、DH栗山、7金子侑。

試合経過

初回に浅村の右前タイムリーで1点を先制すると、4回にも外崎の中前タイムリーで2-0とリードしました。

西武先発の多和田は4回までは完封ペースかというピッチングでしたが、5回に急に制球を乱し3四死球で2死満塁のピンチを招くと、岡に15球粘られた末に中前タイムリーで同点に。さらに藤岡にも右前タイムリーで逆転を許し、とどめは中村奨吾の3ランで2-6とこの日も1イニングで6点を失いました。

打線は6回に外崎の18号左ソロで2点を返し、この日も追い上げムードが高まりましたが反撃もここまで。4-6で敗れてしまいました。

雑感

久しぶりに先制してリードする展開になったんですけどねぇ。多和田どうしちゃったんでしょうか?

前回登板は初回に6失点もその後は別人にように立ち直りましたが、今回はその逆。5回に別人になりました(再び真四郎登場?)。

4回までのピッチングだと、立ち上がりもよかったし完封できそうな感じがしましたが、5回になって角中への死球をきっかけに制球が乱れ、その後打たれた球は甘い球だったり、逆球だったりと。

ポイントは同点タイムリーを打たれた岡のところですよね。15球粘られた末のタイムリーで、あそこを抑えていれば違った展開になっていた気がします。

リードされる展開になったので、勝ちパターンのリリーフ陣を休ませることができ、この日ファームから上がってきた小川と増田を試すことができたのがせめてもの救い。

小川は球速表示よりもスピードがあるように感じました。左バッターが続くところで使えばおもしろいかもしれません。

増田は結果的には無失点に抑えましたが、内容的にはどうでしょう。150キロは出ていましたがけっこういい当たりされていましたね。もう少し見てみないとわかりませんが、増田が機能してくれるとリリーフ陣は盤石になるんですが。

なんか、あまり負けた感じがしないゲーム。5回裏以外はライオンズペースでゲームが進んでいましたし、もったいないゲームでしたね。

やはり日本ハム戦のあとで気が抜けたのかな?

8月22日 VS千葉ロッテマリーンズ 18回戦 

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 2 0 0 0 0 0 6 0 0 8
M 0 0 2 1 0 0 0 0 0 3

先発投手 西武・今井 千葉ロッテ・酒居

スタメンは8秋山、6源田、4浅村、3山川、DH森、9外崎、5中村、7栗山、2岡田。

試合経過

千葉ロッテ先発の酒居の立ち上がりを攻め立てて無死満塁のチャンスを作り、山川の犠飛と森の左前タイムリーで初回に2点を先制。

西武先発の今井は無難な立ち上がりでしたが、3回に田村の左ソロと内野ゴロの間に1点を失い同点に追いつかれると、4回には根元の右前タイムリーで2-3と勝ち越されます。

2回以降、立ち直った酒居に打線が沈黙していましたが、7回に四球で作った1死2・3塁のチャンスに秋山が左中間を破るタイムリー2ベースで4-3と逆転。その後、源田、浅村にもタイムリーが出て、仕上げは山川の36号左2ランで8-3とリード広げます。

今井は6回まで投げ3失点でマウンドを降りると、野田、平井、小川、伊藤の無失点リレーで逃げ切り8-3で快勝しました。

雑感

初回から無死満塁のチャンス。2点入りましたがもっと点を取れてもよかったかなと。千葉ロッテからすると2点で済んだともいえます。

3回以降は酒居が立ち直ってしまい、さらには逆転も許し、千葉ロッテペースの展開に。酒居の低めに決まる落ちる球がやっかいでしたね。

そんな中での7回のビッグイニング。きっかけは先頭打者の中村の四球からでした。最近、後半のイニングで中村から始まって出塁したときは何かが起こることが多いような。

中村、栗山もしっかり見て岡田がきっちり送る。そして秋山の逆転タイムリー。秋山のところで左の松永が来るかなと思いましたが、松永は8回と決まっているようですね。

とどめの山川の2ラン。逆風もろともせずレフトスタンドに放り込みました。もう40本の大台が見えてきましたね。達成すればパ・リーグでは2011年の中村以来となります。

先発の今井は逆転は許しましたが、6回3失点とゲームは作りましたし、2戦連続して結果を残せたのは大きかったのかと。

またゲーム終盤に打線が繋がり逆転と、いい勝ち方でした。

ソフトバンクが日本ハムに勝ったためゲーム差は7.5差に。ただソフトバンクとのゲーム差は8で少しずつ近づいてきました。

まだ直接対決が10試合あるので、今週末の直接対決を乗り切ればなんとかなりそうですが、ソフトバンクが不気味になってきましたよ^^;

8月23日 VS千葉ロッテマリーンズ 19回戦 

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 0 0 0 2 2 0 0 4
M 1 0 0 0 0 0 1 0 0 2

先発投手 西武・榎田 千葉ロッテ・シェッパーズ

スタメンは8秋山、6源田、4浅村、3山川、2森、9外崎、5中村、DH栗山、7金子侑。

試合経過

西武先発の榎田は立ち上がりから1死1・3塁のピンチをつくり、井上に左2タイムリーを許し1点を先制されますが、その後の1死2・3塁のピンチを乗り切ると、2回以降はは5回まで3人ずつで終わらせる好投を見せます。

打線は千葉ロッテの先発シェッパーズに翻弄されていましたが、6回に秋山の18号左2ランで逆転すると、7回には金子侑司の三塁線を破るタイムリーで2点を追加します。

榎田は7回途中でピンチを招いたころで降板しますが、代わった平井が内野ゴロの間の1失点に抑え、最後はヒースが締めて4-2と逆転勝ちしました。

雑感

先発の榎田。初回はどうなることかと思いましたが、1点を失ったあとの1死2・3塁を無失点で乗り切れたのが大きかったですね。

2回以降は安定のピッチングで球数も少なく、試合展開もサクサクと進みました。登録抹消あけでリフレッシュできたのがよかったのかもしれません。

これで千葉ロッテ戦6戦5勝ですか。左打者に巧打者が多いので、やはり左ピッチャーは有効なんでしょうか。

千葉ロッテの先発シェッパーズは今まではリリーフでの登板でしたが、今回は先発でした。5回までの感じだと打ちにくそうで、重苦しい展開でしたが、この日も終盤の逆転劇。

秋山が逆方向へのホームラン。1打席目は平沢の好捕でアウトになりましたが、いい当たりでしたからね。一番シェッパーズに合っていたのかもしれません。

そして7回の金子侑司のタイムリーが結果的に重要でした。1死満塁で栗山が空三振(ボール球でしたね)で2死満塁となった打席。ここで凡退するとながれが千葉ロッテに傾いていたかもしれません。先週の日本ハムのように。

このところ勝負どころでの打撃が光っていますね。打率も2割に乗りましたし。

この3連戦、頭は取られましたが残り2つ取って勝ち越し。これでソフトバンクとの決戦に向かいます。

ソフトバンクは日本ハムに3タテで6連勝ですか。勢いは脅威ですが8ゲーム差あります。3タテ以外はOKなんですが、2010年こともありますので守りに入らずに勝ちにいってほしいと思います。

この3連戦が終わればヤフオクでのゲームは残り1試合。ここが正念場です。

8月24日 VSソフトバンクホークス 16回戦 

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 1 1 0 0 0 0 0 2
H 1 0 2 0 0 0 0 0 X 3

先発投手 西武・菊池 ソフトバンク・千賀

スタメンは8秋山、6源田、4浅村、3山川、DH森、9外崎、5中村、7斉藤彰、2炭谷。

試合経過

西武先発の菊池は初回、いきなり今宮に先頭打者ソロを打たれ先制されますが、3回に浅村の右前タイムリーで1-1の同点に追いつきます。

しかし、追いついた直後の3回裏に柳田にバックスクリーン横に飛び込む2ランで勝ち越され、4回に中村のソロで1点差に迫りますが、反撃もここまで。2-3で敗戦。

菊池、またもソフトバンク相手に勝ち星を上げることができませんでした。。

雑感

今回もソフトバンクに勝てなかった菊池。とはいえ今までとは内容が違います。

初回の今宮の先制パンチも、カウントを取りにいったとはいえいい球でしたし、柳田に打たれた2ランも、あのスライダーをあの打ち方であそこまで持っていかれたら、相手を褒めるしかないですよ。

この試合、150キロ超のボールをバンバン投げていましたから、前回登板から始めた新しい投球フォームに手応えを感じたんじゃないでしょうか。脚をグーと伸ばす時間を長めにすることでいいタメができているんでしょうね。

4回以降の無失点のピッチングは見事でした。

打つ方も中村のホームランは素晴らしかったですが、その後の1点が遠かったですね。最終回に中村の左2ベースで見せ場を作り、代打栗山ということで期待しましたが、初戦を落としてしまいました。

ソフトバンクは今回も菊池に勝ったわけですが、次も勝てるとは思っていないはず。次やったら負けるかもしれないと思わせただけでも収穫です。

8月25日 VSソフトバンクホークス 17回戦 

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
H 1 0 0 1 0 1 0 2 X 5

先発投手 西武・十亀 ソフトバンク・ミランダ

スタメンは8秋山、6源田、4浅村、3山川、5外崎、DH中村、2森、9熊代、7金子侑。

試合経過

西武先発の十亀は初回に四球で2死1・2塁のピンチで天敵の松田に左前タイムリーで1点を先制されると、4回にもまた松田に左ソロを被弾、6回には中村晃の犠飛でリードを広げられます。

打線はソフトバンク先発の新外国人ミランダに8回までノーヒットに抑えられ手も足も出ず。

9回に秋山の右安で何とかノーノーを免れると、浅村の右2タイムリーで一矢を報いますが1-5で敗れました。

雑感

先発の十亀。初回は2死まで簡単に取れたのに、グラシアルと柳田に連続四球でよりによって松田まで回してしまい、お約束どおりのタイムリー(ここはホームランでなかっただけましか)。

そして4回にはホームラン。。

もうね。1回インコース思いっきり攻めてぶつけてもいいんじゃないでしょうか?(頭はダメ!)そしたら踏み込めなくなって、この2人の関係性も変わると思うんですがね〜。十亀は優しいからムリかな〜。

この茶番劇を何回見せられたことか。。

この日の十亀は6回1/3で3失点と先発の役割は果たしたといえます。がしかし、相手のミランダが良すぎましたね。

初物の外国人ということもありますが、チェンジアップに翻弄されました。2回目の対戦になればまた違うんでしょうが、次回対戦でもぶつけてきそうですね。この3連戦終ってもまだ7試合ありますから、2回くらいは当たる可能性があります。

なんとかせねば。

そして久しぶりの1軍のマウンドに上った増田。柳田と松田に連続被弾ですか。。やはり以前と同様に球が高かったですね。単純に疲労だけの問題ではなさそうですね。

この3連戦。ひとつ勝てばいいところが2つ負けてしまい、後がなくなってきました。

8月26日 VSソフトバンクホークス 18回戦 

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
L 0 0 0 1 0 1 4 2 0 0 0 0 8
H 2 4 0 0 0 0 0 2 0 0 0 4X 12

先発投手 西武・郭俊麟 ソフトバンク・大竹

スタメンは8秋山、6源田、4浅村、3山川、9外崎、5中村、DHメヒア、2岡田、7金子侑。

試合経過

今季初登板の先発郭俊麟が初回に柳田に2ランを浴びると、2回には今宮に満塁ホームランを打たれ序盤から大量リードを許します。

打線は前回抑えられたソフトバンク先発大竹から、4回に源田のソロ、6回に浅村の左2タイムリーと徐々に追い上げ、7回に森のタイムリーと押出で2点差とすると、代わった4番手の石川から浅村が同点中前2点タイムリーでついに6-6の同点に追いつきます。

そして8回には2死1・3塁から代打栗山の右前タイムリーでついに7-6と勝ち越し、秋山の内野安打で更に1点追加し8-6とします。

しかしその裏、3番手の平井が柳田に同点2ランを浴びゲームはまたも振り出しに。

ゲームはそのまま延長に入り延長12回裏、齊藤大将が作ったピンチをきっかけに1死満塁と追い込まれ、最後は増田がグラシアルにサヨナラ満塁弾を浴び8-12で敗れ、直接対決で3連敗を喫してしまいました。

雑感

序盤で観るのやめて一球速報でチラ見するという、いつもの現実逃避のスタイルになりました^^;。

郭俊麟。初回の柳田の1発はもう仕方がない。あれは柳田のレベルが高かった。

2回の四死球連発が悔やまれますね。それからの今宮の満弾。初戦の菊池から打ったコースと同じようなコースでした。

3回以降は立ち直っただけにもったいない2回でした。2年ぶりの今季初登板が大事な3連戦のしかも連敗しての3戦目。なにもこんな場面でとは思いますが、いい経験にはなったかと(まだそこまで余裕ある?)。

3回以降は0に抑えてくれたので、何となくもしかしたらもうひと山あるかもと思わせてくれるのが今年の打線。

7回は本当にみんなよくつないでくれましたし、浅村もよく打ちましたよ。そして8回の代打栗山の意地のタイムリー。その後代走が出ましたが、ゲーム展開を考えると栗山は残しておきたかったんですが。。

8回に平井が打たれた柳田のホームラン。これは防げたんじゃないでしょうかね。打たれたのは甘い球でした。菊池や郭俊麟が打たれたのとはちょっと違う。打ってくださいというようなホームランでした。

正直、終盤は柳田さえ抑えればなんとかなりそうな感じでしたので、柳田の前のグラシアルを出したことが痛かったかな。増田のサヨナラ満弾被弾よりも、この1球がすべてのような気がします。

まあ、平井も最近はずっと無失点でがんばってくれていましたから責められません。こういうときもあります。むしろまだ投手の数に余裕がありましたから、グラシアルが出たところで柳田に左ピッチャーをぶつけてもよかったのでは。

ただ、今の柳田なら左ピッチャーでも打たれる可能性が十分ありますけどね。

そして、増田ですね。2試合連続でホームランを打たれました。球速は150キロ出ていたんですけどね〜。最後は高めの釣り球を弾き返されてしまいました。

これだけ被弾するというのは、やはり全体的に球が高めなのと球威がないのかもしれません。増田の復活はまだ先になりそうです。。

次週の展望

一番最悪の想定ケースだった3連敗を喫してしまいました。やはりヤフオクドームは今年も鬼門だったのか。初戦の菊池をで負けたことで、このケースはある程度覚悟していましたが、やはりショックは大きいです。

とはいえゲーム差はまだ5ゲームありますし、ヤフオクドームでのゲームは残り1試合。メットライフなら5分以上に戦えるでしょうから、ここまでヒドイことにはならないかな?

ひところはゲーム差なしとかもありましたから、その頃に比べればまだマシですし。リリーフ陣も充実しています。

先発投手が序盤に点を取られ、追いかける展開が増えてきたのが最近の悩みどころ。今週は先発投手にがんばって欲しいですね。

さて、今週は前橋と大宮で楽天と対戦。週末以外で楽天とあたるのは久しぶりですね。塩見、岸、辛島以外の誰がいたっけな?と思い出せないぐらい久々ですが、則本と古川ですかね。

どちらかというと対戦数の少ない古川に苦戦しそうな気がしますが。。

そして週末は今季最後の京セラドームでオリックス戦。8/31のタダ券をもらいましたので、私も今年の現地観戦の集大成として観に行く予定です。もしかしたら9/1も行くかもしれません。

オリックスの先発は、ディクソン(またか!)、ローチ、西でしょうか。初物の新外国人は苦手ですからね〜。

親娘で精一杯応援してきます!

◆編集後記◆
昨日は「お誕生日おめでとう!」と店員さんが歌ってくれるファミレスで、娘の誕生日を祝ってもらいましたが、終始困惑した顔をしていました。どうやら恥ずかしかったようで、保育園でのお誕生日会でもそんな感じだったみたいです。

◆ラン日記◆
2018年8月24日 7.41km 42:09.1
前半飛ばしてしまい5km以降はペースダウンしてしまいました。やっぱりまだ夜でも暑い^^;

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山端一弥

大阪市阿倍野区の税理士です。 税理士事務所での10年間の修行を経て独立開業しました。 このブログは税務・会計・IT・趣味などについて「少しでも誰かの役に立てれば」という思いで書いています。 詳しいプロフィールはこちら