【青の獅子標】涙は心の汗だから

ずっと責任を感じてたんでしょうか。

戦う漢の涙には熱いものがありました。

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目次

8月25日 vs日本ハム10回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
F 1 2 0 0 0 0 1 0 0 4
L 0 0 0 0 2 0 0 1 0 3

先発投手 L・髙橋光成 F・上沢

スタメン 9鈴木、6源田、2森、3山川、4外崎、DH栗山、5中村、7スパンジー、8金子。

試合経過

先発の髙橋光成が序盤からつかまり、初回に1点を失うと2回にもスクイズと松本剛のタイムリーで3点をリードされます。

打線は5回に満塁から山川の押し出し死球と上沢の暴投で2点を返すと、2点を追う8回には山川のソロで再び1点差に迫りますがあと1本が出ず。3-4で敗れ4連敗となりました。

戦評

髙橋光成は結果的には6回3失点と先発の役割を果たしましたが、その失点が序盤というの響きましたね。

打線はチャンスは作るもののあと1本が出ない状況が、先週のオリックス戦から続いています。カードが変わっても悪い流れは変わらず。8回のチャンスも金子のところでなんでメヒアを出さないのと思ったらメヒアは咽頭炎でベンチにも入っていなかったとは。。

まあ結果的に7回の1点が大きかったわけですが、これが先日先発で好投した平井の失点なんですよね。本当に先発のほうが気負いがなくていいのかもしれませんよ。

そして8回の森脇はまたビハインドでの登板。なんか無駄使いのような気がしなくもなく。。22球も投げてしまいましたね。

オリックス戦からの悪いながれを断ち切れず、モヤモヤの残るゲームでした。

8月26日 vs日本ハム11回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
F 0 3 4 0 0 0 0 0 1 8
L 0 0 0 0 0 5 0 0 0 5

先発投手 L・榎田 F・杉浦

スタメン 9鈴木、6呉、2森、3山川、4外崎、DH栗山、5中村、7スパンジー、8金子。

試合経過

先発の榎田が2回にビヤヌエバの3ランで3点を失うと、4回にも大田、清水のタイムリーで4点を失い降板。3回までで7点のビハインドとなります。

打線は日本ハム先発の杉浦から6回にようやく栗山のタイムリーで1点を返すと、スパンジーの3ランなどで5-7と2点差に詰め寄りますが反撃もここまで。結局5-8で敗れ、連敗が5に伸びました。

戦評

序盤で7失点とは。前日の髙橋光成も序盤で失点しましたがそれでも3失点(もちろん今のつながりに欠ける打線では3失点でも痛いですが^^;)。7失点は痛すぎました。

初回の榎田のピッチングだと調子よさそうに見えましたが、2回に打たれたのが響いたのか3回はコントロールも定まらず。2死無走者からの4失点だけに悔やまれます。

しかし、投手陣全般的に今季は2死無走者からの失点が多い気が。。

打線は6回に5点を取り、ただで終わらなかったのは救い。5点目の金子のスキのない走塁も光りました。

2点差になってからは7回に平良、8回にギャレット、9回に増田とビハインドでも勝利の方程式であきらめない姿勢は示し、増田は渡邉諒に被弾したものの、平良、ギャレットはいい感じで抑えられたのは収穫。

7連敗のあと5連勝して盛り返したものの、その直後に5連敗で7連敗後に戻ってしまいました。またまたトンネルに入った感じです。。

8月27日 vs日本ハム12回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
F 2 2 0 0 0 0 0 3 0 7
L 0 0 0 2 3 1 0 0 2X 8

先発投手 L・本田 F・河野

スタメン 9木村、6源田、DH栗山、3山川、4外崎、5中村、7スパンジー、2柘植、8金子。

試合経過

4点をを追う4回、山川の2ランで反撃の狼煙をあげると、5回にもエラーと栗山の2点タイムリーで5-4とゲームをひっくり返しますが、柘植のプロ第1号となるソロで2点差とした8回、4番手のギャレットが3四死球と3安打で3点を失い一気に逆転されます。

しかし、9回に1死満塁のチャンスを作ると山川がサヨナラ2点をタイムリーを放ち8-7で劇的勝利。劣勢を跳ね返し連敗を5で止めました。

戦評

なんかいろいろありましたが、選手が一丸となってもぎ取った勝利でした。

先発の本田が2回までに2ラン2本で4点を失いそこから打線は追い上げるという、この3連戦はまったく判で押したような展開はまさに半沢直樹。

連日この追い上げがもうひとつ足りなかったのですが、この日は打線ががんばって逆転。今日は勝てるぞ。勝ったらヒーローは柘植かなと思っていたら8回の悲劇。。

ギャレットが四球2つなど明らかによくなかったのにベンチは続投の判断。王柏融にタイムリーを打たれたところで代えるべきでしたよね。引っ張っても太田の同点タイムリーで代えてほしかった。

このベンチのミスを救ったのはやはり選手たち。金子のヘッスラ、木村の犠打、源田・栗山が粘って四球。そしてゲームを決めた山川と。個人的には9回表にフェンスにぶつかりながらも左邪飛を捕った鈴木も評価したい。あのプレーでまだ諦めていないぞという雰囲気になりましたね。

そしてゲーム終了後の森の涙。この日は途中出場で、自身がマスクを被ってから逆転されたことや打撃不振、連日の投壊で責任を感じていたんでしょうね。

ともかくこのゲームを観て選手はまだ諦めていないと感じました。本当にあのまま6-7で逆転されていたら今シーズンは終了となっていたでしょう。

そういう意味では大事なゲームを取ったといえますね。

8月28日 vs楽天12回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
E 0 0 0 0 2 0 0 0 X 2

先発投手 L・ニール E・則本昂

スタメン 9木村、6源田、7栗山、3山川、4外崎、2森、DH中村、5スパンジー、8金子。

試合経過

ニールと則本昂の投手戦。ゲームが動いたのは5回、木村のタイムリーで待望の先制点を取りますが直後にニールがピンチを招き、岡島のタイムリーで同点に追いつかれると併殺の間にも1点を追加され逆転されます。

その後、楽天のリリーフ陣の前に打線が沈黙。結局1-2で敗れ接戦をものにすることができませんでした。

戦評

ちょうど2週間前にも同じ先発投手の顔合わせでしたが、真逆の展開となりました。

ニールに勝ち星はつかなかったものの2戦連続でゲームを作り復調ムード。どうしても金曜日は相手のエース格とぶつかるのでなかなか勝てませんが、もう計算できる状態にはなりましたね。

惜しむらくは5回のロメロへの四球。あれがなければ悪くても同点止まりだったかなと。

打線も相手投手がよければ打てません。サヨナラ勝ちの勢いにのって連勝といきたかったところですが、こういう負け方なら諦めがつきます。

8月29日 vs楽天13回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 2 3 0 1 0 0 0 6
E 0 0 0 2 1 0 0 0 0 3

先発投手 L・ノリン E・塩見

スタメン 6源田、9木村、4外崎、DH山川、3メヒア、5中村、7スパンジー、2柘植、8金子。

試合経過

3回に柘植の2ランで先制すると、4回にもスパンジーの2ランなどで5-0とリード広げ来日初先発のノリンを援護します。

そのノリンは3回まで6奪三振でパーフェクトスタート。4回に浅村の2ラン、5回にロメロのソロで3点を返されますが6回3失点でゲームを作ると、7回以降はリリーフ陣がピンチを招きながらも無失点リレーで逃げ切り6-3で勝利。ノリンが初登板初勝利を飾りました。

戦評

クイック、トルネードにサイドスローと変幻自在の投球でノリンが初勝利。右打者にホームラン2本を打たれましたが、左打者をよく抑えました。

やはり楽天打線を封じ込めるには左ピッチャーが必要だとあらためて感じました。打線の援護はあったものの、三振を奪えるし何より無四球だったのがよかったですね。このテンポのよさが打線の援護を呼び込んだともいえます。

不安定な先発陣に遅らばせながらも頼もしい1枚が加わりました。まあまだ半信半疑なので次回の登板を観てみないとなんともいえないですが^^;

勝ちパターンのリリーフ陣は久々に無失点リレーでしたが、ギャレットはヒヤヒヤしました。もうロメロのところで代わってくれと思いましたが。

平良とギャレットの順番を変えたほうがいいと思うのですがどうですか?

ギャレットは比較的負担のかからない6回あたりにして、7回森脇、8回平良、9回増田にしたほうが胃に優しいのですが。8回で逆転されてしまうと反撃は9回の1イニングしかないので苦しくなるんですよね。

打つ方は柘植が意外と打てるのがわかったのが収穫。これくらい打てるなら森をもう少し休ませてやれそうです。週6試合のうち2試合くらいマスクを被ってもいいのでは?

そしてスパンジーが4安打。本当に固め打ちの鬼ですね。

8月30日 vs楽天14回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 0 0 0 0 0 0 3 3
E 0 0 0 0 0 1 0 1 0 2

先発投手 L・松本 E・福井

スタメン 8金子、9木村、7栗山、3山川、4外崎、2森、3メヒア、5スパンジー、6源田。

試合経過

5回まで好投を続けていた先発の松本が6回に自らの暴投で1点を失い均衡が破れると、8回にも3番手の森脇が1点を失い2点をリードされます。

そして2点のビハインドで迎えた9回、2死ながら1・2塁のチャンスを作ると、ここま3三振のメヒアが守護神ブセニッツから起死回生の3ランを放ち3-2と逆転すると、最後は増田が抑えて逆転勝利。連勝でこの3連戦の勝ち越しを決めました。

戦評

まさに起死回生のホームラン。本当にメヒアサマサマです。

やっぱりメヒアは代打よりも4打席立たせてナンボの選手。もう少しスタメンの機会を作っていただきたい。

さてさてゲームのほうは8回までいいとこなし。3回の1死1・3塁のチャンス、8回の無死2塁のチャンスともに活かせず、逆に楽天はリクエストでアウトがセーフになり、少ないチャンスを活かして2得点。

楽天が先制した直後に雨が降り出すなど天にも見放されたかと思いましたが、最後まで諦めずに観ていてよかった。山川と森が必死でつないでくれたのが効きました。

勝ちはつかなかったものの好投した松本が報われました。でもやっぱり勝ち星をつけてあげたいですね。

これで久しぶりにカード勝ち越し。この3連戦は投手陣が2失点、3失点、2失点と楽天打線を抑えたことが要因。特にホームランを打たれたものの浅村を比較的抑えたのが大きかったのではないでしょうか。

まとめと次週の展望

日本ハムに連敗して5連敗。そのうえ勝ちゲームをひっくり返され絶体絶命のピンチからの勝利。そして森の涙。

あれでチームの雰囲気がいい方向に変わった気がします。

先週1週間では3勝3敗もサヨナラ勝ちのゲームからは3勝1敗と潮目は変わってきました。

次週は千葉ロッテとまた日本ハムと3連戦。

2位を走る好調千葉ロッテも、対戦成績では唯一勝ち越しているチームと相性のよさに賭けたいところ。先発は髙橋光成、内海と浜屋か十亀か。

逆に相性の悪い日本ハムですが、あのサヨナラ勝ちから勢いが逆になっているので、今度は対戦成績ほどの差はないかもしれません。

ビジター6連戦を乗り切って上位に食らいつけ!

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山端一弥

大阪市阿倍野区の税理士です。 税理士事務所での10年間の修行を経て独立開業しました。 このブログは税務・会計・IT・趣味などについて「少しでも誰かの役に立てれば」という思いで書いています。 詳しいプロフィールはこちら