【青の獅子標】借金2の壁

勝率5割をきってから何度もブチ当たっている借金2の壁。

上昇ムードに転じてもここで跳ね返されて借金5から2を行ったり来たりしてなかなか波に乗れない今季。

これを越えないと逆転CSどころか3位、勝率5割すら望めません。

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目次

10月6日 vsソフトバンク15回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
H 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
L 0 0 0 0 1 0 0 2 X 3

先発投手 L・髙橋光成 H・千賀

スタメン 8金子、6源田、2森、3メヒア、DH栗山、7スパンジー、5中村、4外崎、9木村。

試合経過

投手戦の均衡が破れたのは5回、1死満塁から森の犠飛で待望の先制点が入ります。

先発の髙橋光成は千賀相手に堂々のピッチングで6回途中まで無安打に抑える好投で6回1/3を無失点に抑えると、8回に森の2点タイムリーで待望の追加点をあげリードを3点に広げます。

最後は増田が1点を失うもののリードを守りきり3-1で勝利。連敗を2で止めました。

戦評

千葉ロッテ戦の反省なのか、この日は千賀から粘って球数を投げさせて7四球を選びました。

千賀も5回で球数が100球を超えたので、5回6回あたりは制球に苦しんでいましたね。これは打線の粘り勝ちですが、あともう1本がなかなか出なかった。

惜しむらくは6回の攻撃。四球2つで無死1・2塁で中村に代打を送って岡田に犠打をさせたところ。次の外崎の調子を考えたら中村に代打を出すよりも、そのまま打たせたほうがよかったような気がします。

まあ中村もここまで2三振だったということもあるのかもしれませんが、千賀も100球を超えてましたからね。ここで1点でも入っていれば7回以降は楽になったのですが。千葉ロッテ戦でもこういうところで流れが相手にいってしまいましたので、こういうところでどんな形でも1点を取ることが大事です。

ただ、この日はホームランなしで得点をあげられたのは好材料。森が本当にいいところで打ってくれましたね。髙橋光成も頑張ってくれましたし、この日はバッテリーの活躍で千賀相手に金星ゲットでした。

10月7日 vsソフトバンク16回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
H 2 0 1 0 0 0 0 0 0 3
L 0 0 1 0 0 1 1 1 X 4

先発投手 L・浜屋 H・笠谷

スタメン 8金子、6源田、7栗山、3メヒア、5スパンジー、DH山川、4外崎、9木村、2柘植。

試合経過

柳田の2ラン、グラシアルのタイムリーで3回までに3点をリードされますが、3回に栗山のタイムリー、6回にメヒアのソロ、7回にまたも栗山のタイムリーで3-3の同点に追いつきます。

そして8回、モイネロから山川の2塁打でチャンスを作ると、ここで木村に勝ち越しのタイムリー2塁打が飛び出しついにリード奪うと、最後は増田が3人で締めて4-3で逆転勝利をかざりました。

戦評

打者も投手も粘っての勝利。この1勝でどうこうなるゲーム差ではないですが、勝ち方としては中身のあるものでした。

浜屋は狭いストライクゾーンに苦しんだところもありますが、前回同様制球に苦しみストライクを取りにいったことろを痛打されました。

しかし2番手以降のピッチャーがランナーを出しながらも粘りましたね。次の1点は絶対にやらないぞという気迫がありました。

平井も回途中からの火消しで回跨ぎもして2回2/3無失点。ギャレットも連続四球で悪いときのギャレットかと思ったら後続を断って無失点。平良はいつもどおりランナー出すも、これまたいつもどおり無失点。増田は柳田からという打順で三者凡退と。

打線は今日もしぶとく四球を選んで得点につなげました。3回に1点返してなおも無死1・3塁で無得点で、その後2番手の杉山に抑え込まれ完全に流れを持っていかれたところでのメヒアの1発で生き返りました。

そして栗山も木村も勝負強かったですね。相手の勝ちパターンの投手からの同点、逆転劇。本当に今年一番の勝ち方でした。

10月8日 vsソフトバンク17回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
H 0 1 3 0 0 0 0 0 0 0 4
L 0 1 0 0 0 0 3 0 0 0 4

先発投手 L・今井 H・石川

スタメン 8金子、6源田、2森、3メヒア、7栗山、5スパンジー、DH山川、4外崎、9木村。

試合経過

1点を先制された2回、栗山のタイムリーですぐさま追いつきますが先発の今井がピリッとせず、3回に栗原と松田のタイムリーで3点を失い3回4失点で降板します。

打線は3回以降、打ちあぐねていた石川から7回に山川の3ランで同点に追いつくと、9回1死満塁のチャンスを作りますがあと1本が出ず。結局延長10回4-4の引き分けとなりました。

戦評

前日と同じく序盤は劣勢も2番手以降のピッチャーが粘って追いつき、9回サヨナラ勝ちが見えたのですが、そんなに甘くありませんね。

9回のあの場面は悔やまれますね。木村が2-0と有利なカウントになっての3球目をファウル。ボール球でしたよね。アレを見逃せていれば3-0とかなり有利になったのですが。。
2夜連続のヒーローとはなりませんでした。

10回も四球2つで無死1・2塁のチャンスもメヒア、中村で返せず。。

序盤の展開からして勝ちに等しい引き分けなんですが、現状のゲーム差と終盤のムードからして勝っておきたかったところ。森脇、増田という勝ちパターンのピッチャーを使ってますしね。

今井は相変わらずでしたが、2番手以降のピッチャーは前日に続いてがんばりました。そんな中でも國場がよかったですね。2イニングをパーフェクトと今季はまだ無失点と好投を続けています。もちろんリードされた展開での敗戦処理ばかりなのですが、こういう形で結果を残していければ森脇のように勝ちパターンに入れますからね。

ソフトバンクとの3連戦を2勝1分で乗り切りました。できれば3タテしたかったですけどね^^;

10月9日 vs楽天18回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 3 0 0 0 0 0 2 0 5
E 1 0 1 0 0 0 0 0 0 2

先発投手 L・ニール E・塩見

スタメン 8金子、6源田、2森、3メヒア、7スパンジー、DH山川、5中村、4外崎、9木村。

試合経過

1点を追う2回、木村の犠飛ですぐさま追いつくと金子のタイムリーと外崎の好走塁で2点を追加し3-1とします。

その後銀次のこの日2打点目となるタイムリーで1点差とされますが、8回にスパンジーの犠飛と山川のタイムリーでリードを3点に広げると、ニールの後を無失点リレーで逃げ切り5-2で勝利。連勝を3に伸ばしました。

戦評

投打が噛み合った勝利。今週はいい勝ち方が続いています。

初回の無死2塁のチャンスを逃した直後に1点を先制されてイヤなながれでしたが、2回に打線が上手くつながりました。つながっただけでなく好走塁で点を取るなど相手からしたらイヤな点の取られ方。こういうのが今季は少なかったんですが、ようやくできてきました。

この日もホームランなしで5点。タイムリーだけでなく犠飛に好走塁と一時期のタイムリー欠乏症は治まったようですね。

投手陣もニールがしっかり仕事をして、リリーフ陣も無失点リレー。この日は平良が体のハリがあるとのことでベンチ入りしていなかったんですが、宮川、森脇、増田がキッチリ抑えてくれました。

増田が最後に少しハラハラさせてくれましたが、なんせ4連投なんですよね。ストッパーの役割はリードを守って帰って来ることなんで、ランナー出そうがなんだろうがいいんです。

ここにきていいゲームが続いています。これで借金は1になりついに借金2の壁を突破しました。この勢いで5割復帰と行きたい。

10月10日 vs楽天19回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 0             0
E 0 0 0             0

先発投手 L・榎田 E・石橋

スタメン 8金子、6源田、2森、3メヒア、7栗山、5スパンジー、DH山川、4外崎、9木村。

試合経過

試合開始前から降る雨でグラウンドコンディションが悪い中ゲームが始まりましたが、結局3回終了後に降雨ノーゲーム。

戦評

ようこんな中でプレイボールしたなと。。

榎田も投げにくかったのか四球が多くヒヤヒヤものでしたがなんとかしのいでくれました。2回3回ともに1・3塁のピンチを迎えましたがフライアウトと三振で乗り切ったのが大きかったですね。これがもしゴロだと球足が弱まって内野安打で点が入っていましたからね。

リードされていたらおそらく無理にでも5回までゲームを続けられそうでしたから^^;

10月11日 vs楽天19回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2
E 2 1 1 1 2 1 0 0 X 8

先発投手 L・松本 E・瀧中

スタメン 8金子、6源田、2森、3メヒア、7栗山、5スパンジー、DH山川、4外崎、9木村。

試合経過

先発の松本が立ち上がりから捕まり、初回に鈴木大地と田中のタイムリーで2点を失うとその後も毎回失点し4回でマウンドを降りると、2番手以降の投手も楽天打線を抑えられず、6回まで毎回失点で8点を失います。

打線は楽天先発の瀧中の前に凡打の山を築き、9回にメヒアのタイムリーで2点を返し完封を逃れるのがやっと。2-8で敗れ3位浮上と5割復帰はなりませんでした。

戦評

前日の雨の中での強行が響いたのか打線はお寒い内容。

おまけに先発の松本は毎回失点というこちらもお寒い内容。もう序盤でゲームが決まってしまい、私も途中で観るのを止めました。。

なんせ次の日がブルペンデーが確定しているので早い回にリリーフを出せないので、松本に立ち直ってできるだけ長いイニングを投げてもらわないといけなかったんですが4回で降板。これでもガマンしたほうですよね。

なんとかルーキの松岡の初登板やこのところ投げていない田村、小川で凌げましたが、ある意味捨て試合として割り切らないといけないゲーム。ただ、もうそんな余裕はないのですが。。

そして久々に浅村に打たれてしまいました。対楽天戦6連勝中は浅村をキッチリ抑えていたから。これを機にまた打たれ出さないといいのですが。。

前日の雨天強行の末、結局中止からチームの上昇機運に水が入ってしまいました。

まとめ

結局、順延された月曜日のゲームも雨で中止に。

イヤな流れだったのとローテの谷間だったので中止になったのはよかったのですが、代替日程が11/6になり最後は移動だらけのスケジュールになったのは少し心配。

週末は後味が悪かったわけですが、結果的にこの週は3勝1敗1分とまずますの結果。一時的とは借金2の壁を突破しましたからね。

ただ、もう勝率5割がどうとかいっている場合ではない残り試合数。5割に復帰した、3位になったで喜んでいる場合ではありません。

そして今週は今季ずっと分が悪い日本ハムと最近押され気味のオリックスとの対戦。順位的には下位チームなんですが、この2チームに負け越しているのが今季の低迷の要因。

今週をどう戦えるかで翌週の千葉ロッテ・ソフトバンクとの6連戦に望みが繋げられるかが決まります。

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山端一弥

大阪市阿倍野区の税理士です。 税理士事務所での10年間の修行を経て独立開業しました。 このブログは税務・会計・IT・趣味などについて「少しでも誰かの役に立てれば」という思いで書いています。 詳しいプロフィールはこちら