人を雇わないと人を雇う経営者の気持ちがわからない?

以前に同業者の方と話していたときに「人を雇わないと人を雇う経営者の気持ちがわからないじゃないですか」という話になりました。

ひとり税理士の身としては、この種の話は耳がイタイのですが、あらためて考えてみました。

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人を雇わないと人を雇う経営者の気持ちがわからない?

人を雇っている経営者の方から見れば、人を雇う大変さは体験しなければ理解できないと思われる方もいらっしゃるでしょう。

私は今まで人を雇った経験はありませんが、ただ、税理士という職業柄、人を雇っている経営者と接することが多いので、雇用に伴う色々なトラブルなども見てきました。

なので、人を雇うということの大変さは傍目ではありますがわかります。

毎月給料を払わないといけない、ちゃんと仕事をしているかを管理しないといけない、従業員に気を遣う、社内の人間関係など、人を雇うことに関する悩みはつきません。

実際に人を雇っていないからといって「人を雇ったらなんか問題でもあるの?」ということはまったく思っていません。

それでも、「実際に体験していないんだから本当の意味でわかるはずがない」といわれてしまうこともあるでしょう。

人を雇えば経営者の気持ちがわかるのか?

じゃあ、人を1人雇えば、100人を雇う経営者の気持ちがわかるのでしょうか?

1人と100人では規模が違うので、また違った悩みがあるはずです。

アルバイトしか雇っていないのと正社員を雇っているのでもまた違います。

もっというとお客さまと同じ業種の仕事をしなければ気持ちがわからないとなってしまいます。

お客さまと同じ気持ちになるために、お客さまの規模や状況に合わせるのは現実的ではありません。

人を雇わないのと人を雇うのは、サラリーマンと経営者との違いほどではないと思うのです。

同じ状況じゃないからこそわかることもある

お客さまと同じ状況にして気持ちがわかったことによって、問題が解決するかというと必ずしもそうではないでしょう。

逆に同じ視点になってしまったがために、見えなかったということがあるかもしれません。

人を雇っていない立場からみた視点で、人を雇っている方を見ると、また違った気づきがあるはずです。

今は出していませんが、私は開業直後の事務所HPには、事務所名の下とか上に表示しているキャッチコピーに「お客さまと同じ目線、異なる視点のパートナー」とつけていました。

この考えは今も同じなんですが、税理士は経営者と同じ目線に立つけども視点は違った角度から見て気づきを伝えるということが大事なんじゃないかなと常に考えています。

まとめ

ひとり税理士で自宅兼事務所の立場からすると、「人を雇っていないけど大丈夫かな?」、「事務所も借りていないなんて大丈夫かな?」と不安に思われることもあるかもしれません。

ただ、こういう意見は、直接お客さまやお問い合わせいただいた方から聞いたわけではなく、士業コンサルなどから聞いているだけです(士業コンサルは人を雇って、事務所を借りて、拡大してもらわないと自分たちの商売にならないからだと思うのですが。。)。

まあ、そう思っている方は問い合わせしてこないから聞こえてこないといえばそれまでですが^^;

人を雇っていないからといって人を雇う経営者の気持ちがまったくわからないということはありませんし、人を雇ったからといってその経営者の気持ちが完全に理解できるかというとそうではないでしょう。

人を雇っている経営者の気持ちがわかるために人を雇うというのは、何か違うんじゃないかなと、その同業者と話していたときは思ったのですが、まだ実績の乏しい自分の現状では説得力がないなと一切口に出さなかった気弱な私でした^^;

◆編集後記◆
3週連続で土曜日早朝の草野球が雨で中止になっています。今週の土曜日は晴れ予報だったのですが、また台風が近づいて来ているそうでモヤモヤしています。

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山端一弥

山端一弥

大阪市阿倍野区の税理士です。 税理士事務所での10年間の修行を経て独立開業しました。 このブログは税務・会計・IT・趣味などについて「少しでも誰かの役に立てれば」という思いで書いています。 詳しいプロフィールはこちら