昨年の8月からランニングを再開して約5ヶ月。念願のフルマラソンに参戦してきました。
初マラソンでのサブ4を目標にここまでやってきましたが、ステップレースのトレイルマラニックで左ヒザを痛を発症。
おまけに前日から少し寒気もしており不安いっぱいでスタートラインに立ちましたが結果はいかに?
目次
京都木津川マラソンとは?
京都府南部の京田辺市で毎年2月初旬に開催されているマラソン大会で今回が36回目の開催。
制限時間がありませんので初心者の方でも参加しやすい大会です。
この日は私は自宅最寄りのJR南田辺駅から京田辺駅まで電車で行きましたが、名前は似ているものの場所は全然近くありません^^;。
京田辺市は私が育った枚方市のお隣の市ですが、滋賀県に下道で行くときに国道307号線を通ったり、24号線沿いにあったボウリング場に行ったくらいであまり土地勘がないところ。
今回の大会会場の最寄り駅(といっても2.3kmぐらいありますが)であるJRの京田辺駅を利用したのも今回が初めてでした。
大会会場は山城大橋のすぐ近くにある草内木津川運動公園。
最寄り駅はJR京田辺駅のほか近鉄の新田辺駅、JR山城青谷駅もありますが、それらからもそこそこの距離があります。
JRの京田辺駅では300円で乗り合いタクシーがありましたので、これを利用されるのもいいでしょう(帰りもありました)。
今からマラソンをする人間が歩けない距離ではないので、私はウォーミングアップを兼ねて歩いて行きましたが、歩道が狭くマラソン参加者で渋滞気味でしたので、少し早めに現地に着くつもりのほうがいいですね。
コースは木津川沿いのサイクリングロードを往復するコース。
実際に私が走った軌跡がこちら
コースの特徴は道幅が狭いこと。
もちろんレース序盤の渋滞もありますし、フルマラソンの折返しのランナーやハーフマラソンのランナーともすれ違うので、道路の半分くらいしか使えない箇所が結構あります。
なので序盤は遅いランナーをロスなくオーバーテイクする必要があります。
アップダウンはそれほどなく比較的フラットなコースです。ただし、橋脚と交差するところではバンケットのような坂を下ってすぐ上るところが何か所かあり、脚が上がった終盤では結構キツイです。
給水所は15ヶ所あり、水、スポーツドリンク、バナナ、アンパン、梅干し(私は苦手で食べませんが^^;)などがありました。数が多いので水分不足で困ることはないでしょう(ボランティアの方がたくさんおられてありがたかったです)。
トイレはスタート地点の草内木津川公園内に仮設トイレが結構ありましたので、トイレで長蛇の列にはならないでしょう。ただし女性のトイレは参加者の割合からか少なめでした。
各給水所にも仮設トイレがありますが、数が少ないのでできれば利用せずに行きたいところ。私は下腹部に貼るカイロを貼っていたおかげかレース中にトイレに行くことはありませんでした。
タイムの計測はこのようにシューズの紐に計測用モノタグを巻いて行います。
レースレポ
スタート前
レースの前日から寒気がしていて、夜眠るときも体が冷えて寝付きにくい状態。
当日も電車の中でも手袋をしたたままにするくらい冷えていて、急遽コンビニで貼らないカイロと貼るカイロを買いました。
幸いスタート地点に着く頃には体が温まり始め、事なきを得ましたが少々焦りました。
スタート前に腹持ちのいいアンコの入ったまんじゅうで腹ごしらえ。これは前回のトレイルマラニックの参加者の方が食べていたのを参考にしました。
本当はアンコの入ったお餅がいいようですがコンビニ置いてなかったので。給水所はたくさんあるのでそこまで神経質にならなくてもいいですが、レース中に食べるとタイムロスになってしまうので念のために用意しました。
公園内の広場でアップをして
10時のスタートを待ちます。
このヒザが最後までもってくれたらいいのですが。。
序盤
スタート直後は渋滞しているので必然的に遅くなっていますが、3kmぐらいから少しずつ走りやすくなってきました。なお、この計測はスタート地点を通過したときにストップウォッチをスタートさせましたのでネットタイムのものです。
スタートから1時間11分経ったころには大分バラけて走りやすくなってきました。
序盤は飛ばしているつもりはなかったのですが想定以上のタイムが出ました。最近の練習でもこんなタイムは出ていなかったんですけどね。
8km過ぎに左ヒザからペースを落とせとの指示が出たので少し力を抜きましたが、タイムはむしろ上がりました。
このツケが最後に回ってこなければいいのですが。
中盤
15km過ぎから足の親指にマメができたような感じがし、少しシビレを感じましたが、何とか1km5分ペースは守れていました。
20km過ぎからは脚に張りが出てきて、段々と脚がロックされていくような感じがしてきました。
ただ、まだこのときまでは多少余裕があり、もしかしたら3時間30分台でゴールできるかもと淡い期待を抱いていました。
終盤
もう数字を見てもらえればわかるのですが30kmを過ぎて明らかにペースが落ち、脚がもう前に出てこなくなりました。
このころになると人に抜かれても悔しくなくなってきて防戦一方の展開。これからは自分との戦いです。
途中で2度ほど屈伸をして少しは盛り返しましたが1km6分を超えるラップが出てしまいました。。
中盤のころはラスト3kmぐらいでラストスパートを仕掛けようかと考えていましたが、もうそんな気力はなし。
ゴール地点の山城大橋が見えてきましたが、そこからがとても長い。。
何とか最後の気力を振り絞ってラスト500mぐらいでスパートをかけ、何人かをごぼう抜きしてフィニッシュ。
あんな状態でもゴールが見えれば力が出るもので、何ならもう少し前からでもスパートかけれられたかなと。スパートをかける1歩目さえ勇気を出せば何とかなるもんですね。
そしてタイムは。。
なんとグロスタイムで3時間41分58秒、ネットタイムで3時間40分26秒と目標のサブ4を達成することができました。
当初の予想ではヒザのこともあるので3時間50分台なら御の字かなと思っていましたが、予想以上の好タイム。
もう少しがんばれば3時間30分も狙えたかもしれませんが、なかなか30km超えてからの12kmは肉体的にも精神的にもハードでしたね。
ゴール後に振る舞ってもらえた温かい京うどんがまた格別でした。
まとめ
初マラソンでのサブ4達成は正直うれしいです。
直前1ヶ月の練習量が不足していたので不安一杯でしたが、当日はその左ヒザの不安もなく(というよりは脚全体が張っているのでヒザの痛みがわからないのかもしれませんが)完走できました。
後半は失速したものの前半の貯金のおかげで目標を大きく上回るタイムがでました。なんか私が独立してからの軌跡を描いているようで複雑ですが^^;(これから盛り返します!)
正直、30kmまでは「前走のトレイルマラニックのほうが全然キツいやん」と舐めてましたが、30km過ぎるとトレイルマラニックの終盤と同じような状態に^^;。
やはりマラソンも過酷なスポーツですね。
次はサブ3.5が目標になりますが、ここからの10分を詰めるのは壁があると感じますね。
長い距離の練習とスピード走をして脚を作らないと30kmを超えてからのペースを保てないなと実感しました。
まさに30km超えてからが本当のマラソンですね。
◆編集後記◆
レース翌日の今日は妻のお父さんと一緒にクッキングスクールへ体験レッスンに行きました。包丁の扱いが難しくて苦戦しましたが、何とか美味しい肉じゃがと白ごはんとお味噌汁が完成。ただ、もう1回作れるのは白ごはんくらいかなと^^;
毎日ごはんを作ってくれる妻に感謝ですね。
◆ラン日記◆
2019年2月3日 42.195km 3:41:58
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山端一弥
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